9月7日に全国茶審査技術競技大会が大阪府堺市で開催され、 『茶審査技術 八段位』 に昇段することができました。 通称、闘茶会と呼ばれるこの大会は、全国から若手の茶業者が集まり、お茶の鑑別能力を競うものです。 優秀者には段位が与えられ、岡山県では最高段位の「八段位」を獲得しました。
▼全国茶審査技術競技大会とは
全国茶業連合青年団(全国の45歳以下の茶業者で構成)が主催し、1956年より毎年開催され、今年で70回目を迎える歴史ある大会です。 毎年、全国各地区の茶業者が100人規模で集まり、外観や香り、味などの様々な観点からお茶の産地や品質などを当てる審査を行い、個人優勝や段位取得を目指します。 大会会場の写真も載せていますが、残念ながら私はほぼ映っていませんが、会場の雰囲気が伝わればと思い掲載致しましたので参考ください。
競技内容は以下の通りです。
第一審査:浸出による茶品種鑑別競技(米で言うコシヒカリのように茶の品種をあてる競技)
第二審査:生産茶期別判定競技(収穫時期が異なる1,2,3番茶を外観であてる競技)
第三審査:生産地判定競技(外観で産地をあてる競技)
第四審査:煎出液服用による生産地鑑別競技(少量のお茶から産地をあてる競技)
これらの合計点数で競い合います。
今年は落ち着いて競技が出来たせいか、過去4回参加した中で最も高得点を出すことが出来ました。(正答率85%)
この審査技術を活かし、岡山の皆さまへ美味しいお茶を届けてまいります。 また、ご好評いただいている日本茶ワークショップは今年も継続していきます。 今年は入門編だけでなく抹茶のワークショップも計画しておりますので、皆さまの参加をお待ちしております。