今日は抹茶を点てる時に必ず必要な道具『茶筅(ちゃせん)』についてご紹介いたします。
当店にて販売している茶筅は日本の伝統的工芸品でもある、奈良県の高山地方で作られているものです。
※下記写真・動画は実際に茶筅作りを見学させて頂いた時の様子です。



高山地方での茶筅作りはおよそ500年の歴史があり、この地域では「竹」の「全て」を上手に使うという意味で「茶筌(ちゃせん)」と表記されています。茶筅は原料となる「淡竹(はちく)」を使い、割る・削る・紐で編むといった作業をひとつひとつ丁寧に行い約2時間かけて茶筅が完成します。
特に一番難しい工程は茶筅の先端を均一に薄くするところで、高度な職人技が必要です。一方、輸入品は「真竹」がよく使われており、淡竹と比べると、しなりが弱く、折れやすいと言われています。
実際に使い比べてみると分かるのですが、高山の茶筅は、持ちやすく、しなりが良いため点てやすく、しかも長く使用できます。改めて職人の技が詰まった品であることを感じます。

店頭でお客様から「抹茶を点てる時に茶筅は必要ですか?」と聞かれることがありますが、石臼で挽いた抹茶には茶筅が必要です。当店の抹茶は石臼で挽いた抹茶ですので、茶筅が必要です。マドラー等では均一に混ざりませんのでご注意ください。製菓用など安価な抹茶は石臼ではなく機械で粉砕している為、粒子が粗く茶筅がなくてもある程度均一に混ぜることができます。※但し、粒子が粗いため、ざらっとした舌触りは残ります。

▼茶筅の選び方
国産の茶筅は外国産と比べて、持ちやすく、しなりが良いため、点てやすく長く使用できると言われております。
最近は、、竹以外にも金属製やプラスティック製もある為、金額や使用頻度、お手入れのしやすさや購入のしやすさ等考慮しながらぜひ自分に合う茶筅を選んでみてください。