文章／筒井慶喜（夫）
第６９回全国茶審査技術協議大会が2022年9月10日に３年ぶりに開催され『茶審査技術 六段』に昇段することができました。
あまり聞きなれない大会かと思いますが、分かりやすく言うと『利き茶』の昇段試験のようなものです。
４年前に初めて挑んだ大会では、勝手もよくわからないことが多かったですが、２度目となる今大会は落ち着いて挑むことが出来ました。
協議大会は以下の通りです。
マニアックな世界なのでわかりにくいかと思いますので、参考までに自宅での練習風景を添付しています。
〇第一審査：浸出による茶品種鑑別競技
（⇒お米でいうコシヒカリといった品種が茶樹にもあり、それを当てる競技）
〇第二審査：生産茶期別判定競技
（⇒収穫時期が異なる1,2,3番茶を外観で当てる競技）
〇第三審査：生産地判定競技
（⇒外観で産地を当てる競技）
〇第四審査：煎出液服用による生産地鑑別競技
（⇒少量のお茶から産地を当てる競技）
これらの合計点数で昇段出来るかが決まります。
従来は一か所に集まって開催されていましたが、
コロナ禍の影響で、今大会は初の試みで全国八か所で分散して開催されました。
来年はどのように開催されるか分かりませんが、引き続き茶審査技術の向上に努め、
岡山の皆様へ美味しいお茶をお届けしてまいります。